日本の豊かな自然を未来に残す
日本の豊かな食文化を取り戻す
2024年度現在の日本の食料自給率はわずか38%です。
主要先進国の中でこれほど自国の食料自給が低い国はありません。
さらに、農薬や肥料、種などの外国依存を鑑みると、なんと日本の「実質食料自給率」はわずか8%にまで落ちてしまいます。
自国の生産力で国民を食べさせる事が出来るのは、わずか「100分の8人」という現実をこのまま放置していていいのでしょうか。
「何でも買えばいい」はもう通用しない
国連をはじめ、世界の多くの環境団体が近い将来「世界規模の食糧飢饉」が来ると警鐘を鳴らしている事をご存じでしょうか。
同時に世界規模の「水不足」も目の前に迫る問題だと叫ばれています。
その原因は、気候変動だけではなく、戦争による貿易の断絶や食料の買い占めや独占といったものが深刻です。
現に、世界の穀物地帯と言われたウクライナの農地は壊滅的な状態に陥り、肥料原料の最大輸出国であるロシアは大幅に輸出を制限しています。
このような状況にも関わらず我が国は食料自給率を上げようとはしていません。逆に減反政策、畜産業の縮小、輸入拡大に拍車がかかっています。
『食料自給は国防』そのものです。つまり『農業は国防』です。
万が一輸入が滞っても日本国民が決して飢えないように、私たちは自分たちで食べるものくらいは自給しなければならないのではないでしょうか。




豊かな食文化を未来につなげる
かつて日本は食料自給100%を超える国でした。
日本独自の循環型・持続可能な農業は世界中の環境専門家から賞賛されました。
現在、自然農法または有機農業を行う日本の生産者は全体の一割にも満たしません。逆にかつての日本式農業は世界で大きく広がっています。
日本を取り巻く世界情勢は深刻な状況です。
さらに先進国の中でも日本は群を抜いて病気が増加し続けています。
このような現状だからこそ、今私たちは「食の安全」と「健康」の問題を見直すチャンスではないでしょうか。
日本の自然環境を守り
そして私たちの健康を守る為に
自然農・有機農業を日本全国に広げていく事が大事です。
その為には、まずは私たち消費者が率先して有機野菜・オーガニック食品を購入する事が大切です。
いくら生産者が無農薬栽培をやりたくても、需要がなければ現実出来ないからです。
需要に喚起され初めて供給が増えますので、それぞれの地域で有機農業生産者をみんなで応援していきましょう。
それは日本の自然を守り、私たち自身の健康を守る事なのです。
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