幻の古代黒豆

コーヒーの焙煎技術を用い、独自の技術で仕上げた＝深＝焙煎が大豆とは思えないほどのコクと深みを与えています。

雫石黒千石大豆 深焙煎珈茶

1,362円（税込1,470円）
30g／袋（約15杯分）

コーヒーのような深み、そして黒大豆のスッキリとした後味、ノンカフェインで体にも優しい「雫石黒千石大豆・深焙煎珈茶」をぜひ一度ご賞味下さい。

微粉末状になっているのでお湯にも溶けやすく黒豆の栄養を丸ごとそのままいただけます！

▢一杯あたり約2g（ティースプーン一杯）を目安にお召し上がり下さい。
お好みで濃さを調整して下さい。

※時間が経つと溶け残った黒豆パウダーが沈殿しますのでスプーンで混ぜながらお召し上がり下さい。

〇自然栽培 〇自家採種 〇無農薬 〇無化学肥料 〇動物性堆肥不使用 〇ノンカフェイン

まぼろしと呼ばれた雫石黒千石大豆

昔、黒千石大豆は北海道で盛んに栽培されていました。
とても美味しい大豆でしたが、一般的な大豆に比べ粒の大きさが半分ほどしかない為に収穫には大変な手間がかかりました。

左：黒千石大豆　／　右：一般的な大豆

効率が重視され次第に栽培する農家も減少していき、ついには栽培する農家はいなくなってしまいました。

時は流れ、黒千石大豆の存在が再び注目されるようになりましたが、時すでに遅し、種を見つける事が出来ません。
すでに種は途絶えたと思われた時、奇跡的に岩手県の農家によってその種が守られていたのです。

復活の声と共に、岩手県岩手郡雫石町の自然栽培・有機栽培を行う農家さんたちの手で「雫石黒千石大豆」として再び栽培が開始されました。

そして今、

NFCの自然栽培管理圃場で「雫石黒千石大豆」が栽培され、「深焙煎珈茶」として多くのお客様に親しまれています。
一度は消えた「まぼろしの黒千石大豆」も再び太陽の光を浴びる事が出来て喜んでいるはずです。

開発にはこんな苦労が…

実は、この「雫石黒千石大豆・深焙煎珈茶」を作るのにはとても苦労しました。
黒豆茶のすっきりとした味わいを残しつつ、コーヒーのような深いコクを出したいと焙煎方法の模索が始まりました。

焙煎の温度、時間、黒豆の挽き方、それらの順番などなど、一口に焙煎と言ってもその過程が一つ違えばまったく異なる味になります。
この商品でもっとも苦労したのは焙煎温度と時間です。
コーヒーに近づけようと温度を上げ時間を長くすれば豆は焦げます。だからコクは出ても焦げ臭くなります。と同時に栄養価が壊れてしまうリスクがあります。
逆にこれらをクリアさせようとすると深いコクが出せない。

そんな事を何度も何度も繰り返し試作を続けていましたが、一つ、また一つと焙煎工場から『もう無理です。これ以上やると焙煎機が壊れるので他をあたって下さい。』という事に。
そもそも焙煎機はコーヒー豆を前提に設計されているので黒豆を対象にした温度管理は機械に相当な負荷がかかってしまうのです。

小さな焙煎機で自分たちで自己流の焙煎をする事は難しくありません。
しかし全国の皆さんにお届け出来る数を作る事は難しいのと、1000個2000個すべての商品の味と品質、安全性を一定に担保する事は不可能に近いのです。
ですので私たちは日本全国の高い焙煎技術を持つ工場を探し、交渉し、試作し、断られ… を何度も繰り返しながら、やっと。やっと完成までこぎつけた…という開発秘話がありました。