NFC特選米
全国数あるお米の中から
厳選された3種類のお米

新米の販売は10月以降となります。
準備が整いましたらご案内致しますので今しばらくお待ち下さい。
NFC特選米とは
田んぼの土の状態や圃場の周辺環境、田んぼに引き入れている水の状態、種苗の詳細、農薬・化学肥料などの使用詳細、そして生産者の考え方や取り組みなど、お米の栽培方法から販売に至るまでのすべての情報を直接確認し、本当に安心・安全であるという事を私たちが責任をもってお薦め出来るお米です。
特に重視しているのは「人」です。
栽培方法は大事ですが、それ以上にどういう人がどういう想いで作っているのかが重要だと思っております。
まっすぐな想い、愛情で育てられたお米は単なる栄養価としての体の健康だけではなく、私たちの心にもパワーを与えてくれると思っております。
NFCの特選米は、
同じ品種のお米と比べても何で美味しいの?!
お客様の健康や自然環境を第一に考え農業に取り組む農家さんは、皆さん同じ想いで栽培されていると思います。
その想いに順位はつけられませんが、NFCの熱い想いを理解してくれるだけでなく、それ以上に真っすぐな情熱を傾けNFC特選米の栽培に取り組む農家さんの愛情は半端じゃありません。
NFC特選米には、×2の情熱と愛情が詰まっているので味+αがあるのではないでしょうか!
農に土づくりからこだわる安心安全な米作りへの情熱と、素晴らしい生産者の方々の想いが詰まっているからです。
NFC特選米
3種類の特徴
※特選ランクとは弊社取扱い米の中のランクです
◤特選ランクAAA+
『ひとめぼれ』
◆無農薬
◆無化学肥料
◆動物性堆肥不使用
◆周辺環境除草剤不使用
◆自家採種米
◆JAS認証団体・ASAC認証取得
2㎏ 3000円/5㎏ 7500円
※お茶碗一杯150gで換算
岩手県雫石町のお米生産者の中で唯一の有機JAS認証を取得しているお米です。
JAS認証米ひとめぼれの圃場は、自然豊かな岩手県雫石郡の中でもさらに山深い大自然に囲まれた場所にひっそりと存在しています。
良いお米づくりの三原則である「土・水・空気」が汚れる要素はここにはありません。いつも澄んだ水と空気が土壌の微生物と様々な生物を育みトロトロの土を作ってくれます。
さらに、圃場への取水は人工的に作られた用水路ではなく山から流れる沢水を利用しています。
この圃場では、冬でも田に水を張った状態を保つ「冬期湛水」を行っております。
このような水の管理により、微生物や水中生物の多様性が豊かになり超トロトロの土壌が作られています。
厳格な国際基準をクリアするには栽培方法だけが審査の対象ではありません。
圃場、資材、生産者の作業手順の細部にまで厳格なルールが定められております。
そして出荷されたすべてのお米がいつどのように栽培されたのか毎年記録されて初めてJAS認証が付与されます。
まさに一切のごまかしも妥協も許されない厳格な国際基準に則った生産管理が証明されたお米です。
その味は
ひとめぼれは、粘りの強さと飽きのこない甘みが特徴のお米です。
炊き上がりはふっくらとしていて、食感はもっちりとしています。また「粘り・甘み・ツヤ・うま味・香り」のどれもバランスがとれているので、どのような好みの方にも美味しく味わっていただけると思います。
バランスの良いひとめぼれは様々な料理にも合います。また、冷めても美味しいですのでおにぎりやお弁当などにもお薦めです。
◤特選ランクAAA
『ササシグレ』
◆無農薬
◆無化学肥料
◆動物性堆肥不使用
◆周辺環境除草剤不使用
◆自家採種米
2㎏ 2500円/5㎏ 6250円
※お茶碗一杯150gで換算
ササシグレは、ササニシキの親にあたり、現在は知る人ぞ知る希少価値の高いお米です。
古くから守られて来たお米の味をぜひ一度味わってみて下さい。
先人たちが守って来た伝統と歴史に想いを馳せながら味わっていただければその美味しさも深まることでしょう。
土壌比較
農薬や化学肥料などを使用する「慣行栽培の土壌」とNFC特選米ササシグレの「自然栽培の土壌」の違いをご覧下さい。
指が入る深さにご注目!
慣行栽培の土壌は第一関節あたりで固い層にぶつかりストップ。自然栽培の土壌は指が全部入ってもまだ固い層までには到達していません。
土質の違いは写真で見ても分かると思いますが、自然栽培の土は超トロトロ超フワフワです。
これは多種多様な微生物や水中生物が豊かに土を耕している証拠です。つまり、大自然の地力溢れる土壌でお米が育てられるという事です。
その味は
ササシグレは、うるち米本来の重くないすっきりとした食味で、いくら食べても飽きの来ない味わいが特徴のお米です。
お米の貴婦人とも呼ばれ、淡白でありながら上品な甘みがあり、炊き上がりの香りがとても良いです。
さらに、冷めるとより優しい甘みが際立つお米ですので炊き立ての美味しさはもちろんですが、おにぎりやお弁当などにもお薦めです。
◤特選ランクAA
『あきたこまち』
◆農薬使用80%減(20回➡4回)
◆グリホサート系除草剤不使用
◆自然由来の完熟堆肥を使用
◆放射線育種米不使用
◆農業試験場と同区画の圃場で栽培
5㎏ 3000円/10㎏ 6000円
※お茶碗一杯150gで換算
その地域で最も肥沃な土地に設けられるという農業試験場(秋田県大仙市)の圃場と同じ区画で栽培している特別栽培米です。
NFC専用に栽培していただいているあきたこまちの特別栽培米は、農薬使用を80%まで減らしていただいております。
通常の慣行栽培において、秋田県の基準では農薬を20回使用します。それを50%に減らす事で特別栽培米として販売出来るのですが、NFC特選米あきたこまちの場合は最低限ギリギリのところまで努力していただき4回にまで減らしております。
完全有機米は高くて手が出ない… でも少しでも農薬のかからないお米が食べたいという方の為にご用意しました。
土壌づくり
農薬や化学肥料を減らす為に、大豆やくず、米ぬかなど自然由来の完熟堆肥のみを使用しています。
さらに良質な土壌を作る為にカニ殻と卵殻を土壌改良剤として使用しています。
その味は
あきたこまちは、コシヒカリを親に持つのでお米の旨みや甘味が強い点を引き継いでいますが、コシヒカリほど味が濃すぎ、バランスの良い食味となっております。
しっかりと甘みを感じられつつも、あと味はすっきりしています。
炊きあがりは透明感のあるつやがあり、ふっくらとしています。炊きたてはもちろんのこと、冷めても美味しいお米です。
NFCのお米に対する想い
※とても大切なお話しです。
最後まで読んでいただければ幸いです。
日本の食は、戦後からもの凄いスピードで欧米化されて来ました。
ビジネス(金儲け)の世界では、日本のものが売れようと外国のものが売れようと何が売れても利益に変わりはありません。
しかし「日本の歴史や伝統、文化を大切にしたい」と考えるなら、これは大きな問題です。
一度途絶えた伝統や文化を取り戻す事は難しいからです。
例えば、世界的な冷害や災害、戦争や飢饉が訪れると言われている昨今です。それらが一旦起こってしまったらどうなるでしょうか。
世界の貿易、流通は間違いなく止まります。または激減します。
現に今、肥料の輸入が激減し、価格が何倍にも高騰しているのです。
その時に「これは大変だ!いくらでも金は出すから、明日から日本の伝統を復活させて自然農でお米を作って下さい!」と、いくら政府が命令したところで、現実、不可能なのです。
現在99%を占める日本の慣行農業では、肥料や農薬原料をほぼ100%外国に依存しているので一旦輸入が滞れば、何も、作れません。
そんな時、日本人の主食、命を繋いでくれるのは現在自然栽培や有機栽培を行っている農家さんだけです。
しかしその数はわずか1%にも満たないのです。
仕方がない、昆虫でも食うか… と言えますか?
だから!
私たち日本人は、日本の伝統的な自然農栽培や有機農業技術、薬に汚染されていない田畑を守らなければなりません。
その為には、
現在、自然農や有機農業を行う農家さんを皆で支える事が必須です。
農業=食は国防そのものです。
国を守る事は私たち日本人の生活、子供たちの未来を守る事と同じです。
ですから、私たち日本人は
❶日本の田畑で採れた作物を買う
❷外国に依存せず循環する日本の中にある自然の資材だけで作られた作物を買う
❸利益が外資系の企業ではなく農家さんたちに直接還元される作物を買う
このような行動を率先して取る事が大切です。
自然栽培米や有機米の収量は慣行栽培に比べ3分の1から4分の1しか採れません。
非常に手間もかかります。当然、生産コストは何倍にもなりますので販売価格も高くなります。
しかし日本の未来、子供たちの未来、私たちの明日の健康を考えれば決して高くはありません。
数百種類もある農薬には、発がん性や神経障害などを引き起こす事が明らかになっているものが少なくありません。
すでにアメリカやヨーロッパなどでは数万件を超える裁判も起こっており、がんに侵された個人が世界最大手の農薬メーカーを相手に最高裁で勝訴しています。
しかし日本政府は外国の農薬メーカーの一方的な説明だけを繰り返し、規制強化ではなく規制緩和を続けています。
安いに越した事がないのは当然ですが、その安さには理由がある事も十分に知っておく必要があります。そして高いのにも理由があるのです。
お米で言えば、品質よりも安さを重視しキロあたり数百円や千円を節約したつもりでいたとしても、実は何倍も何十倍ものリスクを抱える事になっているとすれば、お金よりも大切なものがあると思えるのではないでしょうか。
「医食同源‐いしょくどうげん‐」食は命です。
私たちの主食であるお米くらい、おもいっきりこだわってもいいのではないでしょうか。
いざという時の!
お米の備蓄は大丈夫ですか?
NFCの会員制度は米の備蓄にも一役買います。
国連をはじめ、世界の国際的な機関は声をそろえて「食糧危機は必ず来る!」と宣言しています。
実際に先進国はどの国も例外なく国内食料備蓄を100%以上確保し、特に人口の多い国などは主要穀物備蓄は300%にまで増やしています。
中国などは、貿易・輸入が完全に止まる事を想定し全国民が1年半食べられるだけの穀物をすでに備蓄しています。そしてさらに増やしています。
世界が足並みをそろえるこの動きは何故でしょうか?
そこを考えなければなりません。
では、私たち日本の政府は?
このような動きはまったく取ってくれません。それどころか、その真逆の事をやり続けています。
農業も畜産も漁業もすべて減らす政策を取り続け、逆に輸入を増やし続けています。
現在の日本の実質食料自給率はわずか※9.2%です!
※2023年度農林水産省資料を基に鈴木宜弘東京大学教授が試算
ここ数年の世界情勢を見ているといつ何が起きても不思議ではありません。
世界のどこで有事が起きても90%以上の食料を海外に依存している日本はとても危険です。
しかしこの危険な状況をメディアでは一切報じないので、ほとんどの日本人は危機感を持っていないのが現実です。
東日本大震災の時もそうでしたが、何か有事が起きる度にスーパーの棚からは商品が消え、ガソリンスタンドには長蛇の列が一日中途切れません。
おにぎりを一個買うのに何時間も並び、何倍ものお金を払わなければなりませんでした。いくら高くても買えればまだ良かったくらいです。
何か起こると不安が不安を呼び、人々は我先にと殺到するのです。
どんな時でも平和な心で暮らしていく為に、日本人はもっと危機管理の意識を高め「備え」をしていかなければなりません。
米は完全食と言われるほど栄養バランスが完璧に近い食べ物です。
米さえあれば何とかなる。まさにその通りです。
家族が数か月ないし1年は食べられるくらいの米の備蓄は必ずしておきましょう。
もしくは、肥料や農薬の輸入が止まった時でも米づくりに影響を受けない「自家採種」をしている「自然栽培」または「有機栽培」のお米の購入ルートをしっかりと確保しておきましょう。
NFC特選米は、これらの事も想定した上で海外資材に依存していない農家さんと契約しています。
万が一、流通が止まったり、何らかの国内事情でお店からお米が消えるような事があった際には、一般の方への販売は一旦中止し普段からNFCを利用している会員さんを優先してお米を販売していきます。
冒頭で「食は国防」と言いましたが、まさに普段から自然栽培や有機栽培を行う農家さんを支える事が大事な時に私たち自身の命を支える事になるのです。
NFCの特選米をたくさん食べて、自然栽培、有機栽培を行う農家さんを応援していきましょう!