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紅茶にまつわる よもやま話…

NFC監修の紅茶『スリランカ産アールグレイ』の開発に際して、おそらく多くの方は知らないであろうよもやま話を少ししたいと思います。

仕事柄、多い時で年間10回近く海外へ行く事もある私は行く先々で必ず紅茶を飲みます。
実はコーヒーが苦手な私は紅茶へのこだわりが強いのかもしれません。
スリランカ産のセイロンティーは世界中で親しまれている名実ともにNO1の高級紅茶です。

しかし、現地の事情をよく知る私だからこそ、ホテルに置いてあるティーパックの紅茶は飲む気にはなりません。
ホテルに置いてあるサービス品のものはいくらスリランカ産であっても・・・

私は実際にスリランカにも何十回と足を運んでいます。
スリランカには大きく4か所のエリアに分かれて茶葉を栽培していますが、生産する場所(土)が変わるとまったく味も変わります。
それなので国が認めるプロの紅茶ソムリエがテイスティングをしながら紅茶を作ります。

現地の事情をよく知る私が最も重要視しているのは「安全面・衛生面」です。
誰が見ていなくても真面目に正直に仕事をするのは日本人くらいです 笑
冗談抜きで本当に。もちろんスリランカ人にも素晴らしい方は大勢いますが、基本、そのように考えた方がいいでしょう。これはどの国を見ても同じかもしれませんね。

私が実際に知るところ、収穫の際には「かさ増し」する為に本来は捨てる部分や一緒に混入する他の植物の葉なども入れてしまいます。

茶畑を廻って一日に何百何千もの大きな袋を回収する業者は、いちいち開けて袋の中身など確認はしません。重さを測るだけです。その重さによって報酬が決まります。
ここまで聞けばもうお察しがつく事と思います。

そして栽培環境もさる事ながら乾燥させる際の環境も大事です。
紅茶の茶葉はハーブスパイスと違って洗浄しません。収穫した茶葉はそのまま製品にします。
街に近い農場や車が行き交う道路沿いの農場で何か月もかけて育つ茶葉は大丈夫でしょうか?
山奥で育てられた茶葉であっても、工場がある街に運ばれ排気ガスが飛び交っている場所で乾燥させたらどうでしょうか?

残念ながら一般の消費者はそこまでの製造過程を知る術はありません。
実際に私は、普通に車が行き交っている道路の脇でアスファルトの上に直に広げて乾燥させている光景を見た事があります。あれが日本人の飲む紅茶の茶葉でない事を祈るばかりです。いや日本人じゃなくてもダメですが。

このような実体験に基づき、コーヒーを飲めない私が唯一楽しみにしている紅茶ぐらいは最高のものを飲みたいと思い、納得が行くまで突き詰めて行った結果、オリジナルの商品を開発するまでになってしまったというのが本製品の誕生エピソードです。

つまり言いたい事は、
世界一の歴史と実績を誇るスリランカ産セイロンティーの中でも最最最高峰の茶葉だけを使用し、かつ安全面・衛生面にもしっかりと目を光らせた製品だという事です。
その分製造コストは高くなるのは当然ですが、せっかくここまでこだわって作った紅茶なので一人でも多くの方に飲んでいただきたいと思い精一杯販売価格を抑えております。

ハーバルセイロン「アールグレイ」の至福の一杯が、皆様の時間を贅沢に演出してくれる事、間違いなしです!

近年の感染症対策の問題でも紅茶に含まれる成分がとても良いという研究成果が発表されたようです。
嗜好品でありながら健康にも貢献してくれるというのは二重に嬉しい事ですね。

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